

クリスマス・大晦日・正月と、カレンダー的にも慌しい時期でも周りの落ち着かない雰囲気に飲み込まれないようにしましょう。わが家にとっては、今年はこうしたイベント類とは一切無縁と開き直ること。親戚、会社関係の人の来訪を避けるためにも、事前に大学受験生がいることを話し断っておくといいでしょう。「クリスマスくらいは」「正月くらいは」という油断が意外に緊張感・集中力をそぐものです。弟や妹がいても、よく話して理解させます。大掃除、おせちづくりなども今年は免除してもらっていいのではないでしょうか。合格祈願を兼ねた初詣くらいは、家中そろって暖かな日中にいきたいものですが。さすがに大晦日と三が日だけは冬期講習もお休みという塾があります。そんなときに、受験予定校の中にまだ子どもが訪ねたことのない学校があったら、父親と子でドライブがてら見に行かせるといいでしょう。さすがに門は閉じています。校舎を眺めるだけでも子どもはやる気を増すものです。またこうした折に、さりげなく勇気と自信を与える言葉を投げかけるよう、父親に頼んでみるのもいいかもしれません。日ごろ細かな注意をしているお母さんよりずっと効果が期待できますし、父と子の関係を深めることが出来るかもしれません。二人が長時間一緒にいられる珍しい時期。お母さんは「演出家」に徹してみてください。
個別指導塾に通っている場合は、学校と個別指導塾の勉強を両立させるために、充分に考えた計画(予定)を立て、上手に時間を使うことを考えなければなりません。まず何か目標を決めて長期計画を立て、それから短期計画を立てる方法がよいでしょう。受験生ならばまずどこの中学・高校を目標とするのかを定めて、一年間にどのくらい学習しなくてはならないかを考えて予定を立てます。高校受験を控えている中学三年生の例を次に示しておきます。三月からスタートし、翌年の二月に試験があると仮定して計画を立ててみます。長期計画を立てる要領としては、あまり細かく予定を書き込まないようにして、何かあったら融通がきくようにしておくことです。この長期計画の中には必ず個別指導塾の行事(講習など)は入れておくようにしてください。次に短期計画を1か月単位で作成して、具体的に何を、どの週にするかを決めるようにします。これは、一か月を一週間単位で四つに区切って考えるとよいと思います。
従来の学校教育では、生徒がしっかりと日本語を習得し終えた年齢、すなわち中学生になったあたりから英語を教えはじめるのが最善だとされてきた。明治初期には、官立の英語学校で早くから英語漬けにするなど、行き過ぎた早期教育がなされたこともあったが、それ以後の試行錯誤のなかでそこに落ち着いたのである。ところが、最近になって、そのような目本の英語受容史、さらには語学の何たるかを知らぬ役人や「有識者」が、小学校への英語の導入などを提案し、それを行政的な実施へと導いてしまった。もとより、小さいうちからコミュニケーションを通じて学べば英語がしゃべれるようになるという、何の根拠もない大衆の幻想に支えられて実現したような政策だ。実施に当だっての高度な理念や理論などはどこにもない。英語教育の専門的な訓練を受けていない小学校の先生が英会話の指導などに当たっているのである。
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